第1章 【ドリノベ内企画】路地裏アンアン in 光秀 / 明智光秀
まるで、何かの儀式のように、ゆっくり愛おしむように、美依が袴の紐を緩めていく。
まぁ、中で眠るのは欲望の象徴。
それは禍々しくて…ただの獣なのだがな。
そんな事を考えてる間に紐が解かれ、俺ははだけた前から手を差し入れる。
包んでいる布を退かせば……
中から勢いよく、硬くなった俺の一物が勃ち上がった。
「……っ」
「そのように言葉を失うほど、これが欲しいか?」
「ち、違います……!」
「おや、残念。俺は、お前が欲しいと思っているよ」
口からポロッと本音が零れれば、美依はさらに言葉無いように、口を噤む。
何故だろうな、今無性にお前が欲しい。
ただ『仕置き』を愉しんでいるだけとは違う……
何か熱いものが、心の奥からせり上がるのを感じて。
それは美依を愛しいと思う半面で、もっとめちゃくちゃに感じさせてやりたいと、そう思わせる。
(俺の手に堕ちてこい──……美依)
「さぁ、片脚を上げろ」
「え、でも……!」
「コレを我慢させるのか?ほら…まだお仕置きは終わっていない」
「……っっ」
「────美依」
躰を寄せ、耳元で低く甘く名前を呼んでやれば、美依は可笑しなくらい躰を震わせた。
逃げ場はない、そんなものは端から。
だから……逃げるな、おいで。
そんな囁きは、美依の耳にきちんと届いたようで。
美依がゆっくりと右脚を上げたのが解ると、俺はその膝裏に手を掛け、さらに上に大きく開かせた。
「お前は、やはり素直ないい子だ」
「……っ」
「しっかり踏ん張っていろよ?」
そのまま竿を掴み、美依の蕩けた秘部に反り返った先を宛てがう。
ああ、この泥濘の先はきっと。
ものすごく心地よいに違いない。
そんな期待を膨らませ、俺は一気に美依の中を奥まで貫いた。
────ぐぢゅぷんっっ!!
「────…………っっ!」
美依が息が詰まったように、声も出さずに仰け反る。
貫いた俺の雄は、どうやら最奥まで届いたらしく。
先が当たった感触に、俺は口元を緩め、一回ぺろりと舌舐めずりをした。