第4章 【世にも淫猥な御伽草子】赤ずきんver.
「オオカミ、さんっ…欲しいの、美依を食べてくださいっ…早く、おかしくなっちゃう……!」
その淫らなお願いは、オオカミの理性を粉々にぶち壊しました。
蒼い瞳に熱を孕ませ……
くらくらするような、甘い蜜毒に冒されていきます。
政宗オオカミは、ぐっと赤ずきんの腰を掴むと……
有無も言わさず、一気に。
美依の最奥に、後ろから灼熱をねじ込みました。
────ぢゅぷんっっ!!
「やっぁあぁぁぁっ……!」
「んっはぁっ…締めすぎ、だろっ……!」
まるで搾り取るように、狭い狭い赤ずきん美依の中は蠢き、オオカミの吐精を誘ってきます。
一気に絶頂まで持ってかれそうな感覚を覚えましたが、政宗オオカミはそれをぐっと堪え。
赤ずきん美依の尻を叩くようにして、一気に腰の律動を開始させました。
ぐちゅっじゅぷっ…ぐちゅんっぐちゅんっ……!
ぱちゅんっ…パンパン……ぱちゅじゅぷんっ……!
「はぁっぁあっ…イイ、美依っ……!」
「あっぁあっ、やんっ…!激し…んっぁあぁぁっ!」
「堪んね…ぁあっすげぇ、腰、止まらねぇ……!」
政宗オオカミの腰は鋭く滑らかに動き、加速して赤ずきん美依を、ずんずん貫きます。
元々、気持ちイイことが大好きな政宗オオカミ。
快感に溺れ、ひたすら絶頂に駆け上がる悦びを目指し、我を忘れて赤ずきん美依を犯しました。
……やっぱり役得ですよね、政宗様。
私だって、美依様と…(ぐぬぬとこぶしを握る)
貴様は一番語り手に向いているようで、ちょいちょい脱線するな。
仕方ない、ここからは俺が代わる。
家康が奴を呼びにいったのだろう?
そろそろ出番だからな。
────丁度、その頃
一人の猟師が、おばあさんの家の近くを歩いていた。
名前は『光秀』、銃を使わせれば国内一という男だ。
「やれやれ、やっと俺の出番か。確かこの辺りにご老人が一人で住んでいると言っていたな。仕方ない、様子を見に行ってやろう…と、台本には書いてあるが、さっき家康は俺を呼びに来たがな?」
何やら独り言を言っていたが…
おばあさんの家の近くまで来ると、やたら艶かしい声が家から聞こえるので、思わず眉をひそめた。