第4章 【世にも淫猥な御伽草子】赤ずきんver.
「ぁっ…ぁんっ、んっ…まさぁ…!」
小さな小さな家の中。
赤ずきんの甘い啼き声と、ベッドの軋む音と。
二人の荒い息遣いが響きます。
オオカミはいやらしい手つきで、赤ずきんの脚を撫で上げ、躰中に口づけては紅い華を咲かせていき…
時折、ふわふわな尻尾で肌を撫でては、満足そうに舌舐めずりをします。
「あーあ、こんなに蜜垂らして…そんなに気持ちイイか、俺の指」
「あんっ…政、宗ぇっ…はぁっ、もっと…」
「欲しがり。でも、可愛い…堪んねぇな、その腰使い」
「ぁっあぁっ!指、気持ちい…!」
ぢゅぷっぢゅぷっ…くちゅくちゅぬぷっ…
うつ伏せの赤ずきん、その突き出した尻の方から指を差し込み、蕩けた淫部をぐずぐずにしていくオオカミ。
二本の指が巧みに動き、赤ずきん美依の中を擦って、イイ具合に攻めていきます。
赤ずきんは無意識に腰が動いてしまい、いやらしく馨しい蜜を垂らしながら喘いで…
はぁーもう、美依様、堪りませんね!
見てるだけなんて、私も辛くなってきましたよ?
……はい、解っております。
きちんと語り手を続けますからね、ぐすっ←
「政宗ぇ…指、じゃ、足りない…ぁっ…もっと、違うの、欲しっ…!」
限界が近づいてきた、赤ずきん美依。
もう指だけじゃもの足りず、もっと熱くて硬い、雄々しいモノをねだり始めました。
突き出した腰をゆらゆら揺らし…
純粋無垢な娘が淫らに乱れる姿は、もう男には堪らないものです。
しかも、相手はオオカミ。
野獣…なのですからね?
「なんだ、美依…これが欲しいのか?」
「あっ…硬くて、熱い……!」
政宗オオカミはごくりと生唾を飲み、その柔らかな桃尻に、自分の滾った熱を擦りつけます。
先走りが潤滑油となり、ぬるぬると滑って……
それは、さらに直接的な刺激となって、オオカミを刺激しました。
「堪んね、はぁっ…も、我慢出来ねぇ…!」
「ぁっぁあっ…早くっ……!」
「もっと欲しがってみろよ…『欲しいです、オオカミさん。私を食べてください』…だろ?」
その昂りの存在をわざと解らせながら、赤ずきんを煽るように、オオカミは耳元で囁きます。
涙目になった赤ずきんは堪らないと言ったように、可愛くいやらしくねだるのでした。