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【イケメン戦国】零れる泡沫*恋奏絵巻*《企画集》

第23章 〖誕生記念〗一花繚乱、瑠璃色の蝶 / 伊達政宗






「んっ……!」




びゅくっ……!

我慢出来ずに腰を震わせ、熱を放ってみれば、美依はくたっと脱力して褥に突っ伏した。

昼間解ったが、美依はすごい敏感だ。
少し触れれば胸先は形を変え、蜜口からは愛液が溢れ…

そして、中も弱いから。
美依の弱点は、すでに把握してしまった。




「お前も達したのか、本当に可愛いやつ」

「はぁっ…はぁっ…」

「顔、とろとろだな」

「んっ……」




肩を掴んで少し振り向かせ、その荒れる吐息ごと奪う。

甘い甘い美依の唇。
散々奪ったはずなのに、恋仲になってからの方が、もっと糖度が増した気がする。



(蜜に浸した果物だな、美依は)



我ながら言い当て妙だなと思いつつ…
たっぷり舌を絡めて唇を離せば、名残の銀糸が糸を引いた。

……やーらしー顔。
こんな『女』の表情は俺だけの特権だ。
それを思えば、未だ抜いてない昂りが、また熱量と硬度を上げる。




「……っ!」

「どうした、美依」

「どうしたって、また大きく…!」

「ああ、お前が可愛いのが悪い」

「い、今はだめっ…動いたら……!」

「達したばかりで余計敏感になってるんだろ、なら…」





俺はわざと、緩く緩く腰を動かし始めた。

奥の口には当てずに、鈍い律動を繰り返して…
美依がどんな反応をするのかを伺う。

美依は涙を瞳にいっぱい溜めて、俺に訴えるような眼差しで見つめてきて。

何を言いたいのか解ってはいるが…
敢えてそれを美依の口から言わせたいが為に、煽るように言葉をかけた。




「敏感になってるから、動かれるの嫌なんだろ?」

「…っ、まさ、むねっ……」

「どうした、何か言いたいのか?」

「い、意地悪っ……」

「なら…どうして欲しいか、ちゃんと言え」




焦らせば焦らすほど、美依は中を締め上げ、俺に『それ以上』を望んでくる。

躰は正直だな。
だが…口でもちゃんと言ってみろ。

さらに煽るように、一回美依の弱い部分を擦り上げた。

すると美依は腰を跳ねさせ…
やっと、観念したかのようにポツリと言った。






「もっと、ちゃんと…奥深くまで、愛して、政宗ぇ…」










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