第17章 【戦国Xmas】明智光秀編
────そして、溺れる聖夜に華が咲く
「ぁっぁあっ…!やっ……!」
「美依、もっと感じろっ…!」
「そんなに、しちゃっ…だめぇぇっ…!」
刹那の嬌声が部屋に響く。
熱で貫かれ、真っ赤に染まったお前を…
さらにえげつなく、攻め続けていく。
腰の動きも淫らに、いやらしく動き。
受け入れる泥濘は、さらに蜜を垂らす。
その姿は、綺麗で愛しくて。
それに煽られ、止まらない俺を許してくれ。
鮮やかな密事は赤裸々に。
白い天使が町を染め始めても…
燃ゆる炎のように、紅く揺らめく。
「はぁっ…はぁっ…光、秀、さん…」
やがて、気をやった美依がとろんと蕩けた顔で見つめてきて。
濡れた瞳も、唇も。
そこに煌めく、月の首飾りも。
何もかも綺麗で神聖で、
お前こそが聖夜に降り立った天使ではないかと。
そう思えて、さらに愛しくなる。
「なんだ、イイか…美依」
「ぁっ…また、中おっきく……!」
「それがイイんだろう、んっお前…」
「やっ…動かしちゃ、だめぇっ……!」
腰を揺さぶって中を擦れば、さらに美依は甘く啼いて善がる。
俺の腕の中で咲け、美依。
聖夜を染めるように、鮮やかに。
幾度となく重ねてきた時間と躰はあったが、今宵は特別だ。
だってお前、許嫁になったのだろう?
その身に純白を纏うまでは…
その紅い肌を晒し、悦に乱れろ。
────そして、快楽の絶頂へ
「んっ…美依っ、出るぞっ…!」
「はぁっ…光秀、さっ…ぁあっ………!!」
「くっ…そん、なに、締めるなっ……!」
愛しているよ、美依
俺だけの大切なお姫様
「はぁっ…美依っぁあっっ……!!」
繰り返される、波に飲まれて
引いて返す、潮騒のように
耳の奥にこだまする、お前の声
熱い肌を絡み合わせて
幸せの余韻に浸って
また、高みを目指して…
その命、貰い受けたから
一生、俺が守ってやる
今日の約束は一生の誓い
聖夜に落ちた星の如く
刹那の連鎖でお前を繋ぐ