第8章 【Twitter企画】淡紅姫-泡沫に燃ゆる-/ 豊臣秀吉
ぐちゅっ…パンパン…ずぐっずちゅっずちゅっ!
「はぁんっ!ぁっあぁっ…イイ、ぁあっんっ!」
「イイのかよ、はぁっ…なら、もっと濡れちまえ」
「やっぁあっ…!ぁっあっまた、きちゃう……!」
「気をやれよ、美依…もっと、ぶっ飛べ…!」
じゅぶじゅぶと抜き差しを繰り返すたび、美依の中からは蜜と俺の出したものが掻き出され、しっとり褥を濡らす。
お互いの濡れた結合部分を擦り合わせて……
快楽の波に飲まれる、狂ったように。
もうすでに、媚薬に冒されているのはどちらか。
それすら曖昧になって、蜜な夜に毒されて……
────火照った肌が溶けてくっつき、焦げていく
「あっぁあっんっっ!深っ…も、奥……!」
「なんだ…もっと、んっ、深い方がいいのか……?」
「やっ…も、それ以上は……!」
「奥がいいんだな?なら……」
「…っひゃぁっ!」
俺は美依の背中に手を入れ、ぐんっとその小さな躰を持ち上げた。
美依が悲鳴を上げ、首にしがみついた所で……
美依の両膝の裏に手を通し、膝立ちになる。
そのまま下から一回、ずぐんっ!と突き上げた。
さすれば──……
「……っあぁあぁぁぁぁっっ!!」
美依の躰は重力で下に下がり、そこを突き上げた事で、さらに最新部まで昂りが届いた。
いい啼き声。
そう感じた俺は、そのまま同じように腰を動かし、何度も何度も下から貫く。
美依は仰け反り、後ろに首をガクガク倒しながら、躰は弾んで跳ね上がっては落ちる。
それを繰り返せば、涙の雫が美依の瞳から飛び散り、きらきらと淡く光を纏って光った。
「ぁっあっあっっ!深、いっ…らめぇぇっ!」
「そんなにイイのか…?はぁっ、俺も堪らない…!」
「も…壊れ、ちゃう…!また、きちゃうぅぅ……!」
「ならもう、壊れちまえ…俺と、一緒に……な?」
駆け上がれば、共に崩れて。
絶頂の甘い夢を見ようとすれば、現実が霞むくらいに、目の前がチカチカと輝いて。
愛してる女との交わりは、こんなにまで己を虜にするかと。
それに囚われ縛られて、離れられなくなるくらいに……
────そう、例えそこに相手の気持ちが無くても