第8章 【Twitter企画】淡紅姫-泡沫に燃ゆる-/ 豊臣秀吉
「…っく、はぁっぁあっ………っっ!!」
────びゅくっ!どぴゅっ……!
すぐさま限界突破した俺は、美依の中に、白濁した熱を思いっきり放った。
躰から、全て突き抜ける感覚。
それでも、まだ足りないと心が疼いた。
同時に果てた美依も、白い背中が大きく上下している。
その汗ばんだ艶っぽい肌を見ていたら…
無性にそれを汚したくなり、俺は中のモノを抜かずに、美依の背中に噛み付いた。
「…っあ!やっ……!」
「なんだ…背中に口づけるだけで感じてるのか?すごい、中が締まってる」
ちゅっちゅぅっ…ちゅぱっ……
やみくもに強く吸って、痕を残して。
それを繰り返せば、真っ白な背中には真っ赤な華が咲き乱れる。
それは淫らで、男が女に咲かせる華だ。
『俺のものだ』と意味付けるための、所有痕。
『二度と離さない』と縛るための、甘美な鎖。
愛し合った時を証明するものなのに、決して綺麗でもなんでもない欲望の証なのは皮肉なものだ。
「はぁっ…こんなもんか…」
背中全体に無数の花弁が咲いた所で、そのまま美依の太腿を掴み、躰を反転させる。
中からは絶対抜かない。
抜かなくても…このまま続けられる。
脚を大きく開かせ、躰を入れ込み、あらためて美依の顔を伺えば…
涙でぐちゃぐちゃになった顔は、真っ赤に上気し、最高に愛らしく煽情的な表情をしていた。
「……いーい顔、堪らないな」
「ひで、よし、さ……」
「男に啼かされて、モノを咥え込みながら名前呼ぶとか…そんなに俺を煽って楽しいか、ん?」
「ぁっ…あっ!」
緩く緩く小刻みに腰を動かすと、美依は躰をよじって、また色っぽく啼き始めた。
感じてるその顔が、いやらしくて艶めかしくて。
顎が上を向き、喉の線が剥き出しなのも、やたら色気を感じる。
だが──……
「足りないよな、こんなもんじゃ」
「あっ…んんっ!もっと…」
「だよな、もっと奥……だよなぁ?!」
────ずぐんっっ!!
「ひゃあぁぁぁっっ!」
体重を掛けて、一気に奥を突き上げると、甘美な悲鳴と共にまた中がぎゅっと締まった。
立て続けに果てる躰を貪るように…
また突き上げる腰が滑らかに動いていく。