第8章 【Twitter企画】淡紅姫-泡沫に燃ゆる-/ 豊臣秀吉
────ああもう、全て、ぶっ飛べ
ずぐちゅんっっっ!!
「やっぁあぁぁぁぁ──……っっ!!」
そのまま一気に最奥まで昂りをねじ込むと、美依は仰け反って、啼きながら中を強く締め上げた。
貫いただけで、気をやったか。
それが解って、思わず舌舐めずりをする。
じゃあ、中を擦って、たくさん犯したなら……
美依は、どれだけ可愛くなるのだろう。
俺は美依に覆いかぶさり、上半身をしっかり固めてから、一気に加速し、腰の律動を開始させた。
ぐちゅっぐちゅんっっじゅぷっじゅぷっ……!
ぱちゅんっ…パンパンっ…ぱちゅっぱちゅっ!
「やぁっぁあっ!ぁっあっ…深っ…ぁあぁ!」
「挿れただけで、果てるとか…んっ、どんだけ淫乱なんだよ、お前っ…!」
「イイっ…ぁあぁっ!秀、吉、さんんっ……!」
「イイんだろ…?なら、もっと味わえ、啼けよ…!」
美依のぬかるみを掻き分け、ひたすらに肌を叩く。
まるで、色欲に狂った獣のように。
美依の小さな躰を、壊さんばかりに攻め続ける。
俺は、馬鹿みたいに美依に惚れてる。
ずっと夢見てた。
その肌に触れることを、柔らかい唇に口づけて。
その濡れた奥を貫く事を……焦がれるほどに。
────毎晩毎晩、熱くて疼いて堪らなかった
「はぁっ…美依っ、美依っ……!」
「激しっ…ぁあぁっ!壊れ、ちゃうよぉ……!」
「それが、イイんだろ…?こんな、締めつけてきて…んっ、いやらしくて、すごい可愛いっ……!」
パンパン…ぐちゅっずぐっ…ぱちゅっぱちゅんっ!
二人の熱が擦れ合う様は、淫らでえげつなくて。
溢れる蜜を絡んだ灼熱の昂りが、全てを貫いていく。
交わり合う音と、美依の嬌声が、螺旋を描いて部屋中に響き渡り……
何故、それはそんなに愛しすぎるのか。
もう、それに誘われるがままに、堕ちて。
どこまでも、二人で蜜夜に溺れる。
(考えられない、もう、何も──……)
燃ゆる熱情。
全てが紅く染まって、蕩けて混ざって。
破錠した心が、暴走する。
もう、形が無くなる程に…崩れ落ちるまで。