第8章 【Twitter企画】淡紅姫-泡沫に燃ゆる-/ 豊臣秀吉
「もう、やっ…壊れ、ちゃう……!」
「でも気持ちイイんだろ?何回も達してるのに、まだ…」
「……っひゃあっ!」
「まだ、中から垂れてるし、熱いのが」
片手を胸から外し、そのまま尻から手を差し入れ、割れ目をなぞる。
ぐちょぐちょになったソコは、未だ触れるたびに、中から熱い愛液が流れ出し、反応しているというのがよく解った。
美依は感じやすいのか、それとも媚薬のせいか。
それはどちらか解らないが、それでも……
(もっと感じてほしい、俺の手で)
自分が、今のような蕩けた美依にした事。
自分の愛撫で、触れる唇で、美依が感じているなら……
それは至極の悦びで、それ以上に勝る快感はない。
「秀吉、さっ……」
「どうした?」
「も、焦らさないでぇ……」
「え?」
「中に、欲しっ…早く、秀吉さんの……!」
(……っっ)
その意味を察し、ずぐんっ!と『己自身』の質量が増した。
美依を気持ち良く果てさせて、媚薬の効果を緩和させてやって……
そればかりを考えていた俺は、自分を放っといたわけではないが、自分の事など二の次になっていた。
考えなかった訳ではないのだ、中に挿入する事を。
けれど、それを若干懸念していた。
何故なら──……
(止まれなくなる、美依を抱き潰すまで)
「…ぁっ……」
そうしてる間に、美依の尻の割れ目に当たっている、俺の猛った雄がトロリと我慢した露を零した。
限界なのは解っている。
もう腹に付きそうなくらい反り返り、硬く筋張る熱は、早く楽になりたいと声を上げているのだ。
「くっそ……」
けれど──……
えげつない自分は、自分が一番よく解っているから。
美依を餌に、それを喰い散らした毎夜。
それを晒したら、嫌われてしまう。
────壊したいと
啼かせて、全てを奪いたい
美依の丸ごと、心も、躰も
全てを、俺で染めてしまいたい
俺は『兄貴』の毛皮を被った、獣だから
優しい男ではないから
────デモ、キラワレタクナイ、オマエニ