• テキストサイズ

【イケメン戦国】500年前の恋物語

第3章 アヅチジョウヘ


目の前には歴史の教科書でみる立派なお城があった
「ここって…」
「織田軍のおひざ元、安土城だ」

「あ、安土城?!」

思わず素っ頓狂な声を出してしまった
それもそのはず、まさか安土城が見られる上、中に入るというのだから

「おい、安住清香!これから信長様とご対面するんだ。引き締まって行けよ!」
「え?!嫌です!なんで私がそんなことしなきゃいけないのよ!!えっと…」
「秀吉だ。豊臣秀吉」
「秀吉…」

「きゃぁ!秀吉様!お帰りなさいませ!」
いきなり女の黄色い声が聞こえた
それも1人のものではない

「政宗様も今日も麗しいわ…」
(だ、だれ?)

「なんだ、迎えはいいと言ったのに」
秀吉は苦笑いしながら女たちに言った
「いいんです!私たちが望んだことですからぁ!」

(顔は文句なしだからなー…それもそーだ)


女たちと軽く会話をしたあと門までたどり着いた






その頃、広間では

「信長様、秀吉様たちが安住清香を保護したとの知らせが。もう時期ここに来られることかと」
信長の家臣が膝をつき城主に報告をしている途中だった

「分かった。身なりを整えたあと、ここに連れてこい」
「はっ」

(安住清香…面白そうな女だ…暇つぶしくらいにはなるか…)

脇息にもたれ掛かり、笑みを浮かべていた




「お前が信長様のお気に入りの安住清香か?」
/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp