第45章 プレゼントは奇行種
「んん……はぁ……あぁぁん……もう…もう…」
込み上げてくる大きな波に、もう耐えられる自信がない。なんとかしたくて身をよじるが、それさえも許されない程クレアはリヴァイによって拘束されていた。
「あぁ…へいちょう…お願いです…腕……緩めて…」
「あぁ…?それは聞けない相談だな…」
短い呼吸の合間に必死に訴えるが即却下されてしまった。
もうそうなれば、クレアが選べる選択肢はたった1つ。
「いやぁ…あ…あ…あぁ……」
絶える事なく送り込まれる快感を全て受け入れ素直に昇天するしかない。
「はぁ…そ、そんなぁ……へいちょう…いやぁ……」
急速に湧き上がる絶頂感。
身体が浮き上がりひっくり返ってしまいそうだ。
「んん…んぁ……あぁぁ…!あぁ……」
もう頭も身体もリヴァイでいっぱい。
何かを考える事も、抵抗する事もできない。
ただリヴァイから与えられる快楽に、歓喜の蜜をたらし、ひたすらに喘ぐ。
部屋の中は、クレアの甘く、甲高い嬌声と、淫猥な蜜壺を猛々しく滾った熱源で、激しく貫く厭らしい音で響き渡っていた。
もうダメ…
もうダメだ……
眩んでいた視界がさらに歪み、瞼がだんだんと重くなっていく。
「…へいちょう…へいちょう…わたし…わたしもう…」
「構わない…」
まもなく絶頂を迎えるだろうと悟ったリヴァイは拘束していた腕を開放すると、再び四つん這いになったクレアの腰を掴んで奥深くまで激しく貫いた。
「…も、もうダメ…ダメダメ…いやぁ…いやぁ…!」
ぶんぶんとかぶりを振りながら迫りくる波から逃れようとするが、遂にその快感は頂点へと昇りつめ、クレアをめくるめく快楽の渦の中へとひきずりこんでいった。
「…へいちょう!へいちょう!…リヴァイ…へいちょう…きゃあぁぁん…!!」
強烈な刺激に背中を仰け反らせ、天井を仰ぐが、悲鳴の様な嬌声を上げるとバタンと枕に倒れ込んでしまった。