第45章 プレゼントは奇行種
「クレア…」
「…へいちょう…??」
まだ息を上げていたクレアは、お互いに果てたばかりだというのに、欲望に滾るリヴァイの視線を感じると、ビクリと身体が反応してしまう。
リヴァイはまだ満足していないのだろうか…
ドキドキと心臓がうるさく拍動する。
すると、リヴァイは無言でクレアの腕を掴むとそのまま引っ張りうつ伏せにひっくり返してしまった。
「キャアッ!!」
ドサッという音と共にクレアは枕に顔を埋めてしまう。
いったいどうしたのかと振り向こうと思った瞬間…
「え?へ、へいちょう…?あ、あぁぁぁぁん………!!」
腰をグイッと引き寄せられ膝立ちにさせられたクレアは、なんの予告もなく再びリヴァイによって貫かれてしまった。
息を整える事もできず、背後から激しく貫かれるクレア…
あまりにも急展開な出来事に目の前はチカチカと眩んでしまう。
「悪いな…一度では足りなかった。今度は後ろからさせてくれ……」
しかし、リヴァイは至って涼し気な物言いで
クレアに告げた。
だが涼し気な言葉とは裏腹に貫かれる速度はどんどんと加速し、クレアは枕に顔を埋めたまま悶える事しかできなかった。
リヴァイの熱くて硬いモノが、先程とは違った角度から快感をもたらす。
「はぁ…はぁぁ…へいちょう…待って…待って…クダサイ……」
だが、2度もたて続けに果ててしまったクレアの身体には流石に負担だった様だ。
強い刺激の快感が全身を巡るが、もう腕にも脚にも力が入らない。
ハッハッっと短い呼吸でなんとか酸素を取り込み耐えるが、それも時間の問題だろう。
そんなクレアに構うことなくリヴァイの愛攻めは加速する一方だ。
グッタリと枕に顔を埋めながら悶え喘ぐクレアに、リヴァイはさらなる快感を送り込んだ。