第45章 プレゼントは奇行種
自称“誠実な男”リヴァイは、テーブルに片肘をついて頬づえをつくと、口角を上げながらクレアの反応を待った。
「う………」
もう、クレアに逃れる道は無さそうだ。
「わ…分かりました…でも、でも私…本当に分からないんです…なので…」
「だからそこは親切丁寧に教えてやると言っている。」
本当にそうだろうか…
少し疑いたくもなったが、ここはもう頷くしかなかった。
「よし、素直に聞く気になったみたいだな。いい心がけだ。そしたらまず俺に向かって脚を開け。服は着たままでいい。」
「えぇ…?!」
「俺に見やすい様にだぞ。」
「うぅ……」
服を着たままでも恥ずかしいものは恥ずかしい。
でも理由はどうであれ、自分はリヴァイに何もプレゼントを用意する事ができなかったのだ。
そうなれば、この身体ごとリヴァイに差し出して喜んで貰うしかない。
クレアは必死にリヴァイのためだと言い聞かせると、おずおずと脚を開いた。
クレアは脚をM字に開くと思い切り顔を横に背けて恥ずかしさに耐えた。
しかし、脚を開いてもスカートとレースパニエが邪魔をして肝心の所が隠れてしまっている。
「それじゃあ見えない。スカートを捲ってちゃんと見せろ。」
「………っ!!」
「捲った裾は口で咥えるんだ。」
言われた通りに捲った裾を口で咥えると、まだ下着は着用しているが、リヴァイには恥ずかしい部分が丸見えだ。
「そしたら早速触ってみろ。下着の上からでいい。俺がいつも触れる所を思い出してやってみろ。」
「(そ、そんな…いきなり…)」
いきなりそんなこと…と抵抗の意を伝えたかったが、スカートを咥えているため喋る事ができない。
クレアは観念するかの様に右手を自身の秘部に持っていく。
「(兵長がいつも触れる所……)」
リヴァイは指を中に入れるだけではなく、いつも痺れるような快感を与えてくれる場所があった。
それは確か…