第45章 プレゼントは奇行種
クレアはギュッと目を瞑りながら右手の中指で自身の陰核に触れてみた。
いつもリヴァイは中に入れるだけではなく、ココにも触れてくれる。
中指の腹で擦るように触れてみる。
「……ん、んん………」
気持ちいい…様な感じはするが、自分で自分が感じるために触れるなんて初めての事。
クレアは恥ずかしさや戸惑いの方が勝ってしまい、いつもの様な快感を感じる事ができなかった。
のだが……
「クレア、ちゃんと俺に触られてる時の事を想像してるか?俺以外の事を考えるのは許さないぞ…」
すかさず忠告が入る。
心の中を見透かされたようだ。
目を瞑ったまま今一度、改めてリヴァイとの情事を思い出して、脳内で再生をする。
いつだってリヴァイの愛撫は自身の身体に痺れるような快感を与えてくれるのだ。
最初は優しく抱きしめてくれて……
でも時には強引にベッドに押し倒して……
唇を深く奪われて……
リヴァイは自身の身体に触れてくる……
「…ふぅ……んん……うぅん……」
深い口づけや胸への愛撫で酔いしれてしまえば自然と潤いだす下半身…
ムズムズと疼きだしたソコに触れられる瞬間は、とても刺激的な快感をクレアに与える。
リヴァイとの情事を真剣に想像しながら触れていると、だんだんと身体の奥から溢れてくるモノを感じた。
「……うっん……んん……ん……」
気持ちいい……
リヴァイの吐息、囁きかける声、細くて骨ばった長い指……
1つ1つ丁寧に想像すると、身体は自然とリヴァイを求めて疼きだした。
でも今は触れては貰えないのだ。
この疼き出した身体は自分の手で慰めてやらなくてはならない。
だが、熱を上げ始めたクレアの身体は、自身の慰めにも十分な程の反応を示し始めた。
最初は遠慮がちに触れていただけだったが、リヴァイの愛撫を欲し始めたクレアは、徐々に触れる指に力を込めて上下に指を動かした。