第42章 鎮魂花(ちんこんか)に想いを乗せて
「……っ、クレア…そんなに締め付けるな…」
「…あ…あ、わたしは…なにも…してま…あぁん…!」
「ったく…無自覚に振り回すのも大概にしろ……」
打ち付けられる熱源の快感に耐えきれず、足元から崩れ落ちそうになってしまったクレアは、なんとか寝そべる様に上半身をリヴァイの机に乗せ、送り込まれる刺激を悶えながらも受け入れた。
「ん…んん……ふぅ……ん……」
机に突っ伏しながら、なす術なく悶え喘ぐクレア。
背後から挿入されればまた違う場所を突かれてしまい、クレアは再びザワザワとした浮遊感が込み上げてきてしまった。
「いやぁ…あぁん…!へい…ちょう待って…待って…わたし…また…キャア…!」
「またイキそうなのか?俺もそろそろ限界だ…先にイカせてやる…」
そう言うと、リヴァイは突っ伏しているクレアの腕を掴んで思い切り引っ張ると、燻っていたモノを爆発させるように自身の熱源をより力強く送り込み、一気に絶頂まで導いた。
「キャアァ…!!へいちょう…こんなのダメェ…イヤ…イヤ…わたし…もう…あぁん!!」
「………クッ!!」
両腕を掴まれ、身体を仰け反らせながら打ち付けられる熱源に一気に昇天させられると、クレアは悲鳴の様な嬌声を上げビクビクと全身を震わせてしまった。
それを合図にリヴァイも自身のモノを抜き去ると、クレアのワンピースのスカートを捲りあげてその細い腰に熱く滾った白濁液を放った。
「…はぁ……はぁ……はぁ……」
2人で同時に絶頂まで達すると、執務室は嘘のように静けさを取り戻し、息を上げるクレアの吐息だけが響く。
掴まれていた腕を解放されたクレアは、再びクタリと机に突っ伏してしまい、肩で息をしている。
そしてリヴァイはズボンのポッケからハンカチを取り出すと、汚してしまったクレアの腰を丁寧に拭いてやった。
「……あ、ありがとう…ございます……」
クレアが消え入るような声で礼を言うと、リヴァイは突っ伏している上半身を起こし、後ろから抱きしめた。