第42章 鎮魂花（ちんこんか）に想いを乗せて

「あ…あぁ…リヴァイ…へいちょう…あぁん…」



唇が離れると、大きく息を吸い込む様に天井を仰ぎながら肩に置いている手に力を入れてしまうクレア。



「も…もう…へいちょう…私…私……」



目に薄っすらと涙を浮かべながらカタカタと小さく震えだす。床につかないつま先にも力が入り、絶頂が近い事が容易に見て取れる。



「クレア、イキそうか…？」



身体の中心から込み上げてくるような快楽の波に、いても立ってもいられなくなるが、クレアはリヴァイの質問に素直にコクコクと頷いて見せた。



「了解した…このままイケよ。」



するとリヴァイは脇の下に入れていた手をそのまま下にスライドさせると、クレアの腰の辺りを掴み、より一層激しく突き上げた。



「あ、あぁ…キャア…！！こんなの…ダ、ダメです…へいちょう…リヴァイへいちょう…もうわたし…あぁん…！！」


腰を掴まれた事によってより深く、より強く、より激しく突き上げられる快感がクレアを襲う。

その激しい衝撃に、クレアはあっという間に昇り詰めてしまい、身体を大きく仰け反らせると、ビクビクと下半身を痙攣させながら昇天してしまった。



「はぁ…あぁ…へい…ちょう…」


蕩けるような恍惚な表情でリヴァイを見つめるが、まだ終わりではない。


「満足できたみてぇだな。そしたら今度は俺の番だ…」


「…え…？あ…あの……」


すると、リヴァイは自身に跨っているクレアを一旦降ろし、机の方を向かせ立たせると、背後から腰を掴んでまだ息の整わないクレアの身体を再び激しく貫いた。


「いやぁ……！！ま、待って…下さい…へいちょう…あぁ…あぁん…！」


腰を引き寄せ激しく往来させると最奥を突くたびに溢れた愛液が厭らしい音を立てながらビチャビチャと四方八方に飛び散ってしまう。


「あぁ……わたし……まだ……まだ…」


クレア本人もまだ絶頂の波が去らないうちにまた熱いものをねじ込まれたため、もう何が何だか分からない。


そしてクレアの膣内もまだ達したばかりで、リヴァイのモノをギュウギュウと締め付け離さなかった。


「…………っ！」


その締め付けられる快感に、リヴァイもそろそろ限界だった。