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ハンジ班の奇行種【進撃の巨人/リヴァイ】

第35章 そしてリヴァイは考えた






「…………クソッ…」



眉間にシワを寄せ、悔しそうに呟くと、あっけなくリヴァイの陰茎はドクドクと溜めていた欲を吐き出し、その白濁液は水と共にサラサラと排水口に流れていった。








ひとまず1回抜いておとなしくなったかの様に思われたリヴァイの下半身だったが、逆にその1回で火を付けてしまったのだろうか。

なかなか熱が収まりそうにない。





「もう限界か…」





それは、この多忙な状況にか


または、新兵に対しての嫉妬か


はたまたクレアに触れられないからか





理由は色々あるが、おそらくはその全てだろう。


壁外調査の前に一度クレアを抱いておかないと、色々と大変なことが起こりそうだ。


クレアの事を思い出すたびに下半身を熱くさせ、まわりの人間に昼間から勃起した状態を晒すなんてこと、絶対にあってはならない。


しかし、なんとかしなければ、いやな予感が現実になってしまいそうだ。



「クソッ……」



リヴァイはシャワーからでて着替えを済ませると、部屋を出てある場所へと向かった。












目的の場所に到着して数十分、目的の人物が現れる。



「あれリヴァイ?久しぶりだね。私の“心の扉”をあけにきたの?」



リヴァイが訪れていたのはハンジの自室の前であった。



「気持ち悪い事を言うなクソメガネ。ところで今日はもう全員解散したのか?」



「そうだよ?それがどうしたのさ?」



リヴァイの考えが今ひとつ掴めていないハンジは思わす首を傾げてしまった。



「なら、お前の執務室で話がある。戻るぞ。」



「え?えーー?!」



返事も聞かずにスタスタと先に行ってしまうリヴァイを、ハンジは必死に追いかけていった。






──バタン──


「………………」


勢いよく扉をあけてソファにどっかりと座り込んだはいいが、またもリヴァイはなかなか喋りださない。


ハンジはまたかと小さくため息をこぼすと、酒瓶を棚から取り出し、自身もリヴァイのむかいに座った。







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