第34章 その数、無制限
リヴァイは行水のようにシャワーを済ませると、すぐに出てきた。
服を切る時間も惜しく、上半身は裸のまま下着とズボンだけを着てクレアの待つベッドに向かう。
「あっ、兵長…」
クレアは言われた通り下着姿のままで自分が出てくるまで待っていた。
「……………」
薄いベールの向こう側には真っ白な下着を身にまとった小さなビスクドールの様な少女が1人。
この先の展開を少し不安げに蒼い瞳を揺らしながら自分を見つめている。
この女をベッドの中で鳴かせる事ができるのは自分だけなのだと改めて思うと、ドクンとリヴァイの興奮に火が付いた。
ベッドに上がりクレアを組み敷くと、今日一日満足するまで苺を食べていたその唇にキスをする。
「う……んん……」
クレアの口内は夕食後に頬張っていたデザートの甘ったるい味がした。
普段は甘いものなど好まないが、クレアの唇から味わうものならまた別格だと、リヴァイは余すことなく舌先でその口内を貪った。
「ふぅ……う……」
一度唇を離せば瞳を潤ませて力なく横たわるクレアの姿。首筋には先程自分が付けた無数の所有印の跡。
長い蜂蜜色の髪の毛が左右に散らばれば、キンモクセイの香りが微かに香っている。
その愛しい香りに今にも滅茶苦茶にしたくなってしまうが、せっかくの純真無垢なクレアのこの姿をもう少し楽しんでからでもいいだろうと、リヴァイはすぐに下着は脱がさず、つけたままクレアの胸を強引に取り出した。
「あぁ…!!」
両方の乳房を中央に寄せてその小さな突起を一緒に口に含み吸い上げれば、それと同時にクレアは甘美な声を上げる。
その快感に耐える嬌声に応えるように舌先や指で愛撫をすると、リヴァイはその真っ白な乳房にも自分のものだという所有印を付けていった。