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ハンジ班の奇行種【進撃の巨人/リヴァイ】

第32章 譲らぬリヴァイ!譲らぬハンジ!デスマッチ!





兵団内のとある場所で、とある事を聞くと、とある場所に行けと言われた。

それに従い、リヴァイは翌日の訓練終了後にこっそりと教えて貰った“とある場所”に行くと、有力な情報を入手し、クレアに贈るプレゼントへの段取りを組むことができた。



「これで、完璧だな…」



クレアへのサプライズプレゼントの用意はなんとか間に合いそうだったが、それを渡すには少し遠出をしなくてはならない。


「せっかくだから連休にさせるか。」


そんな事を考えながらリヴァイは兵舎へと戻っていった。




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そして、今に至るのだが……

連休の申請はまさかのハンジによって受理を拒まれてしまう。当然だがクレアの上官はハンジであるため、ハンジの許可が出なければいくら申請書を書いたところで休ませるのは無理だ。



「おいクソメガネ、いったいどういうことだ?」



すると、ハンジは駄々をこねた子供のようにガタガタとイスを揺らしながらとんでもない事を言い出した。


「リヴァイ!クレアの誕生日だからって連休とってイチャイチャするつもりなんでしょ?!」


口を尖らせてブーブーと文句を言い出した。


「んだよ、それの何が悪いっつーんだよ!」


「可愛いクレアの誕生日だ!私だって一緒に祝ってやりたいと思って当然だろ?!」


「クッソメガネ……」


ワナワナと怒りオーラを放ち始めたがハンジはお構いなしだ。


「ぶ、分隊長……!!」


リヴァイのただならぬ怒りオーラにモブリットが冷や汗を流すが、1番驚いてるのはクレアだ。


「ハンジさん?兵長?ちょっと落ち着いて下さい……」


何が何だか分からぬが、とりあえずクレアは2人の仲裁に入った。



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