第28章 リヴァイの約束

「はぁ……はぁ……」



リヴァイの肩に頭を預けて寄りかかっていると、まだ浮遊感が抜けきれていない下半身から新たな刺激が送り込まれてきた。


「呆けているところに悪いな。次にいかせてもらうぞ。」

すると、リヴァイは先程の愛撫で十分に愛液が溢れてきている蜜口に指を侵入させると、激しく往来させ、またもクレアを快楽の絶頂に導こうとした。


「キャア…アア……」


間髪入れずに攻めたてられる愛撫をされてしまえば、またすぐに昇りつめるような感覚に襲われてしまう。

それはまるで、リヴァイから与えられる快感がクレアの中で大きなエネルギーになって爆発するタイミングを見計らっている様だ。

クレアは快感に果てる瞬間は勿論だが、それまでに送り込まれる快感に酔いしれる時間も好きだった。


「あぁ……兵長…気持ちいです……んん！」


抗うことのできない快感に、ついに素直な感想を呟いてしまう。


「やっと素直になったか。こっちでもすぐにイカせてやるから素直に善がってろよ。」


すると、リヴァイは指を増やし、ワザとピチャピチャと音がなるようにクレアの中を指で攻めると、そのままクレアはビクビクと身体を震わせ達してしまった。

「あぁ……はぁ……」

短時間で2度もイカされてしまったのだ。
せめて息が整うまでは休ませてやりたかったが、その余裕が今のリヴァイにはない。


「あ、あの…兵長…？」


クレアの立体機動を外し、少しだけズボンをおろすと膝立ちのまま木の幹に手をつかせ、リヴァイは背後からすでに限界まで膨張していた自身のモノを何の予告も無しにクレアに挿入した。


「あぁ！！リヴァイ兵長……！！」


腰を引き寄せ最奥を突くと、ひときわクレアの身体がしなり、艷やかな声を上げた。


「クレア、やっと繋がれたな。悪いが、手加減はしてやれそうにないからな…」


優しい声で残酷な宣告をすると、リヴァイはクレアの腰を掴む手にグッと力を入れる。


「えぇ？！」


次の瞬間、クレアの身体はリヴァイの宣言通りに、激しい律動による快感が襲い、必死に木にしがみつくしかなかった。