第22章 リヴァイ、悔いなき選択 奇行種、困惑
ズン、ズンと下から突き上げられる衝動でバランスを崩さないように必死にしがみつくと、かえってそれがリヴァイのモノを自身の奥深くに押し込むようになってしまう。
クレアはしがみつきながら声が漏れないようにリヴァイの肩に噛み付いて喘ぐ声を我慢した。
「なんだよクレア…煽るなよ…」
その行動は逆にリヴァイの興奮に火を付けてしまった様で、突き上げる律動は更に加速し、クレアを一気に絶頂まで導こうとしていた。
「あ……あぁ……」
加速した律動のせいで、下腹部や腰回りからゾクゾクと浮き上がりそうな感覚がクレアを襲ってきた。
情事の時、必ずリヴァイは自分を絶頂まで導いてくれるが、今だにその大きな波の様な感覚には慣れておらず、快感とともに若干の恐怖心も入り混じって込み上げてくる。
それを知っているリヴァイは、クレアがイキそうになると必ず優しい言葉をかけてやり、恐怖心をぬぐい去ってやっていた。
「クレア、大丈夫だ、イキそうならそのままイッちまえ…」
「あぁ……もうイッちゃ…ます…リ…ヴァイ…兵長…」
長い髪をといてやりながら抱きしめると、すぐにクレアは素直に絶頂を受け入れた。
少し不安げにリヴァイの顔を見つめ、自分の名を呼びながら達したクレアの幼くも官能的な顔で、今度余裕を失くしたのはリヴァイの方だった。
リヴァイにもたれかかり肩で息をしているクレアを、ソファに寝かすと、両脚を抱えて再度挿入をした。
「あ、あ、兵長……」
先程ボタンを外した胸元からはピンクの先端がリヴァイに向かって自己主張をしている。
打ち付ける腰の速度を落とすことなくソコにしゃぶりつけばビクビクとクレアの膣内は締りをよくした。
「待て、そんなに締め付けんなよ…」
「そ、そんなこと言われても…何もしてま…せん…」
「ハッ、無自覚は本当にやっかいだな……」
リヴァイは射精感を必死に我慢しながらクレアの中を堪能した。
一度イカせてやったのだから、我慢することはなかったのだが、生きて戻ってこれた喜びをしっかり身体に刻みつけたかったリヴァイはもう少しだけこの中で快感を味わっていたかった。