第20章 愛しい奇行種
「はぁん…あぁ…へいちょう…」
打ちつける律動を緩めることなく、指で花芯を弄べばビクッと背中を仰け反らせ、教えた通りの反応をする。
普段の訓練では好戦的な目つきで、1本ネジが外れたような桁違いな飛び方をするくせに、今のクレアは自分の言葉ひとつで簡単に騙されてしまうほど無防備だ。
こんな姿を知っているのはどうか自分だけであって欲しい。神の存在など信じてはいないが、リヴァイは何かに願わずにはいられなかった。
背後からの挿入はお気に召したのか、クレアの秘部からは止めどなく愛液が溢れ出し、太腿から滴り落ちると、シーツには大きなシミができていた。
「後ろから攻められるのも悪くねぇみたいだな。」
「……ん…ん。」
この状況が恥ずかしいのかぶんぶんと首を振り、素直に答えてくれない。
そんなクレアに業を煮やしたリヴァイは、四つん這いになっているクレアの両脇に腕を入れると、下半身は繋がったまま器用に上体を起こしてしまった。
クレアは膝をついたまま羽交い締め状態になってしまい、一切抵抗できなくなってしまった。
「いやぁぁぁ!」
そんな状態で下から突き上げられてしまうと、何も掴むことのできない手は宙を待ってしまい、自身の小さな胸は突き出すよな姿勢でブルブルと揺れてしまう。
拷問の様な恥ずかしさだ。
「良い時はちゃんと言ってくれ。じゃないと俺が寂しくなるだろ…」
リヴァイは耳元で意地悪に囁く。
そんな切なそうな声でそんなことを言うのは反則だ…
でも、不謹慎かもしれないが、そんな事を言わせているのは紛れもなく自分なんだと思うと、妙に嬉しく感じてしまい、涙目でリヴァイの方を振り返った。
「ごめんなさい…兵長…ちゃんと気持ちいいです…」
「そうか…」
その言葉と破壊力抜群のクレアの瞳に理性が半分壊れたリヴァイは突き上げる速度を上げ、一気にクレアを絶頂まで導いてやる。
「あぁん!いやぁ…もう…ダメです…」
まだ傷一つない背中に唇をつけ滑らかな肌を堪能すると、リヴァイもそろそろ限界を迎えていた。
「クッ、もう…出すぞ…」
「あぁ!もう…イッちゃいます…」
クレアが達したのを確認すると、リヴァイは拘束していた上半身を開放し、前に倒れ込んだクレアの背中に吐精した。