第19章 大雨と雷鳴とハンジ班の奇行種
ぶっきらぼうに言い放つリヴァイであったが、口元はかすかに笑みがこぼれていて、この状況に満足しているのが伺える。
あとクレアの身体を隠すものは下半身の下着1枚残すのみ。
無駄な抵抗だと分かってはいても、羞恥の表情に歪むクレアの腕は力を込めてリヴァイの手を振り払おうと何度も試みている。
この先を進める許可を得たとはいえ、がっついてしまうだけては勿体無い。ベッドの中でしか見れないこんなクレアをじっくり楽しむのもまた一興だろう。
一方クレアは、自分のコンプレックスにもなっているこんな幼い身体をリヴァイから黙って見つめられるのは、拷問の様に恥ずかしかった。
ガキの身体だとはっきり言われるのもショックであるが、何も言ってもらえないのも、またそれはそれで気まずい。でも、黙ってはいるが口元からかすかに覗く笑みは、自分のこの身体を見て落胆しているようではなさそうだ。
しかし、沈黙に耐えかねてクレアは口を開いた。
「兵長は…兵長はいつから私の事を好きだったんですか…?私にも…教えて下さい…」
「…………。」
リヴァイは考える。はっきりと自覚したのはクレアと同じ日であったが、よくよく思い返せばリヴァイは初めて見たときからずっとクレアの事が頭から離れなかった。これが俗に言う「一目惚れ」というものなのだろうか。
「生憎それは秘密だ…いつからお前を好きだったか知りたければ自分で俺の身体に訊いてみろ…」
この自分が一目惚れだったかもしれないなど、照れ臭くて言えるわけがないと思ったリヴァイは、はぐらかすように意地悪を言うと、クレアの胸元に唇をつけた。
「あぁ……兵長、そんなの…意地悪です……」
優しく喰むように愛撫をすれば、ピンクの先端は刺激を求めてすぐに硬く自己主張をしだした。
素直に感じる身体にいい気になったリヴァイは、愛撫する部位をどんどん下にさげていく。
「はぁ……兵長…ダメです…」
クレアは今まで感じたことのない快感に、歯を食いしばるように耐えようとするが、どうしても喘ぐ声が漏れてしまい、どうすることもできなくなってしまう。
次第にビリビリと感じていた快感は徐々に下半身へと移動し、ムズムズと疼くような感覚がクレアの秘部を支配しだした。