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ハンジ班の奇行種【進撃の巨人/リヴァイ】

第82章 番外編・2人を繋げたモノは…?






2人は結婚の報告をしにハンジの元を訪れたすぐ後に婚姻の届け出をして、新居に引っ越しもした。


結婚式までの期間、すでに夫婦同然の生活を送っていたが、いざこうして花嫁姿のクレアを見てしまうと、どうしても感慨深くなってしまう。





可愛いクレアが…人妻になってしまう。





ハンジはピクシスの代役を務めるために祭壇まで上がってきたが、気づけば全く違う事を口走っていた。





「うぅ……うう〜!!うぁぁぁぁぁ!!!」





「ハ…ハンジさん?!」





「うぅ〜…くそぉ…クレア、綺麗だよ。本当に綺麗だ。私はクレアの幸せを誰よりも願っている!あぁ、この世界の誰よりも!!願ってる!!でも…でも…!!ぐぁぁぁぁぁ!!リヴァイのモンになっちゃうのかぁぁ!!ぐやじぃ〜〜〜〜!!」




「えぇ?!ハンジさん?!」




ハンジはクレアの花嫁姿に感極まり、神父の代役をすっかり忘れ想いの丈を叫び始めてしまった。





「ぐぉぉぉぉぉ!!!クレア〜〜〜!!!」





頭を抱えて掻き毟り泣き叫ぶハンジに、皆ヤレヤレと苦笑いだ。





「おい…まともな進行役はいないのかよ…」



「兵長……」




リヴァイにとっては公開処刑のような“誓いの言葉”という儀式。

さっさと終わらせたいのに中々進まず苛立ちが隠せない。




「お〜う…クレア〜…あんなに可愛いかったクレアが…嫁にいっちまうよ〜!!!」




しまいにはおいおいと泣き出す始末だ。

酒も飲んでいないのに人前でよくここまで泣けるものだ。



どうにかしてくれとリヴァイが深いため息をつくと、バタバタとアルミンとミカサがかけよってきた。



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