第70章 前夜・交わる想い
クレアの無自覚な台詞で理性のタガが完全に壊れたリヴァイは、力任せ腰を打ち付けその細い身体を思い切り揺さぶった。
「あっ…あぁ…!うぅ…ん、んん…んぁぁ…!!」
貫かれるたびに体の真ん中に雷が落ちたような衝撃が走る。リヴァイの言っていた通り、ヘタに喋ったら舌を噛んでしまう。
クレアにできるのは、シーツを握りしめて感じるままに嬌声を上げる事だけだった。
「あぁ…あぁぁん…!あぁ…兵長…わたし…わたし…」
しかし下腹部からむムズムズとした絶頂感がわいてくると、当然だがおとなしくなどしていられない。
「イキそうか…?」
「あぁ…あぁ…!……もうわたし…」
リヴァイの低い声が耳元で響くと全身が大きく跳ねてしまう。
その声で囁かれるだけでもうイッてしまいそうだ。
「了解だ…なら攻めて欲しいのは…ココか…?」
「キャァァ……!!」
押し寄せる絶頂の感覚にいてもたってもいられずかぶりを振るが、リヴァイがクレアの1番弱い所に硬い肉棒の先端を擦りつけると、悲鳴の様な甲高い声を上げながら呆気なく達してしまった。
「ハッ…ハッ…ハッ…あぁ…あぁ……」
いつぶりかの絶頂は大きくクレアを刺激して、全身がビクビクと痙攣して止まらない。
息をしたくても、どうしても浅い呼吸になってしまい、過呼吸寸前だ。
しかし、リヴァイは絶頂に達したのを確認すると、クレアをゴロリとうつ伏せにさせ腰を掴む。
「あぁん…!!へい…ちょう…?」
まだ呼吸も整わない中、掴まれた腰を持ち上げられると、クレアは自然と四つん這いになってしまう。
まさかとは思うが……