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ハンジ班の奇行種【進撃の巨人/リヴァイ】

第61章 104期との距離






「……へ、へいちょう………」



年下の後輩兵士がいた手前、何事もなかった様に振る舞っていたクレアだったが、今リヴァイからかけられた言葉で完全に緊張の糸が緩んでしまった。

大粒の涙がポロポロとこぼれて中々止まってくれない。



「おい、もう泣くなよ…」



「ご、ごめんなさい…でも…」



「まだ怖いのか?」



「不思議と恐怖はありませんでしたが…どうしても気持ち悪くて…」



「そうか…だったら……」



リヴァイはクレアの身体を拭いていたタオルをシンクに落とすと、後ろから優しく抱きしめて耳元で囁いた。



「俺が忘れさせてやるよ。」


「え…?」


「見張りの当番があるから悪夢でも見たら寝不足になっちまう…それに夢にまであの男が出てくるのは俺としても許せないからな。夢見が良くなる様にしてやるから、大人しくしていろ…」


「へ、兵長…?!こ、ここで…ですか?」


「大丈夫だ、アイツらは疲れてもうとっくに寝ている。見張りの奴らは外だし、叫び声でも上げない限り気づかねぇよ。ほら、ここに手を置け…」



そう言うとリヴァイはクレアの返事も待たずにシンクの縁に両手を置かせた。



「あの…ま、待って下さい…あ…あ……」



「待たねぇよ…お前と同様に俺だって腹が立ったんだ。今すぐお前の中を全て俺で満たさねぇと気が済まねぇ…」



リヴァイは強引に濡れたシャツのボタンを外すと、水で少し冷えたクレアの乳房を両手で鷲掴みにしながら耳の後ろを舌先で愛撫する。



「あぁん…へいちょう…ソコは…あぁ……」



リヴァイがここに来るまでは、吐き気を催す程の気分の悪さだったというのに、その腕に抱きしめられ、触れられれば、瞬く間に負の感情が消えていく。


今はリヴァイが与えてくれる刺激で頭がいっぱいで、身体の奥が、もっと刺激が欲しいと疼き出した。



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