第60章 新・リヴァイ班、始動
室内ではなんとも情欲に溢れた男女の攻防戦を繰り広げているリヴァイとクレア。
扉の向こう側で立ち尽くすジャンに、サシャとコニーが迫っている事など知る由もない。
リヴァイの行動はどんどんエスカレートしていく。
「はぁ…はぁん……へいちょう…もう、許して…下さい…あぁ…あぁぁん…!!」
「はぁ?笑えない冗談言うな。身体の方が正直だな…」
背後から器用にクレアのベルトを外し、下着の中に手をすり込ませて割れ目を指でなぞればヌルリとした蜜がリヴァイの指に絡みついた。
「下の口の方はもうこんなになっているぞ。欲しいなら欲しいと早く言わないと、後々では言いづらくなるぞ。」
そう言い、リヴァイはクレアの蜜口で指先を小刻みに動かすと、ワザとピチャピチャとした音を立ててクレアの中の欲望を煽った。
「そ、そんなぁ……」
「まぁいい…言いたくなるまで焦らすまでだ…」
リヴァイは背後から愛撫するのをやめてクレアをベッドに押し倒して組み敷くと、兵服のズボンを掴んで脱がせようとしたのだが……
「(お、おい!ちょっと待てって!!)」
「(もう…うるさいですねぇ…)」
扉の向こう側から声がする。
まさかの状況にクレアは凍りついてしまい、両手で顔を覆ってしまった。
ーコンコンッ!!ー
「サシャ・ブラウスです。兵長、掃除終わりました!!」
「……チッ、あのガキ共……」
あぁ、お終いだ。
クレアは絶望で目の前も頭の中も真っ暗になると、リヴァイからバサッと布団をかけられた。
それと同時に開く扉。
リヴァイはドスンとベッドサイドに腰をかけると、不機嫌な表情で開かれた扉の方を見た。
「あっ!なんだ、兵長いるじゃないですか?おかしなジャンですね?」
「サシャ!余計な事を言うな!!」
しかし、部屋の中を見た3人はまさかの光景に衝撃を受ける事となる。