第60章 新・リヴァイ班、始動
「おい、どこへいくんだ…」
「ハ、ハンジさんの所か、エ、エレンの所です…!!」
「ハンジの所は4人もいるだろ、それにエレンの肉体の再生は始まったんだろ?下働きは104期がやっている。って事はお前暇だろ?つーかさっき暇そうな顔してウロウロしてただろ…?」
「兵長…け、決して暇では……」
「うるせぇなぁ…もう黙れよ……」
「あ、あぁぁん…!」
ベッドからおりようとするクレアの腕を掴んで引き寄せると、リヴァイは背後から耳朶のあたりに舌を這わせた。
「あ…あ……」
後ろから抱きしめられて敏感に感じてしまう耳元を執拗に攻められてしまえば、無理矢理この腕を振りほどいて逃げる力など、いとも簡単に抜けていってしまう。
「…おとなしくなったか?」
小さく震えるクレアはドキドキとせわしなく心臓を拍動させ、頬を真っ赤にして動かなくなってしまった。
もう恋人関係になって1年と半年は過ぎただろう。
それでも未だに見せるこの初な反応。
それはいつまでたってもリヴァイの雄の本能を強烈に刺激するだけだった。
「へ、兵長……待って…下さい…」
「待たねぇよ…」
「あ、あぁ…そんなの…ダメです…!」
リヴァイは後ろから器用にシャツのボタンを外していくと、小さな膨らみを両手におさめて鷲掴みにした。
「あぁん……んん…ん……」
必死に身をよじるがリヴァイはビクトもしない。
それどころか、恥じらって逃げようとする姿に更に火をつけてしまい、行為はどんどんと後戻りできない所まで進んでいってしまう。
「あぁん…いや…イヤッ…へいちょう…今は…ダメです……」
シャツの下に着用していた最後の砦であるブラジャーもあっけなく攻略されてしまい、リヴァイは小さな丘の頂に奥ゆかしく存在している小さな突起をクリクリと弄び始めた。