• テキストサイズ

桜と三日月【刀剣乱舞】

第2章 護り刀の役割




一期一振りの部屋



一期「・・・」

乱「・・・」

厚「・・・」





薬研「いち兄、入るぜ」

一期「薬研・・・みんなも入ってここに座りなさい」

薬研に続き後藤・信濃が一期の前に座る





一期「何故呼ばれたのか、わかっていますね?」

優しい笑顔と口調

だが瞳は笑っていない



薬研「ああ。大将と同じ布団で「薬研!それどういうこと?!ボクたちはあるじさんの守り刀だよ?それが何で!」

薬研に詰め寄る乱を一期が制する

一期「理由を聞かせてくれないか。理由によっては、私たち粟田口は寝室の警護から辞退させていただく」





《寝室の警護》とは、審神者が本丸に着任した当初から続けられている習慣で、守り刀である短刀のみに与えられた特権だった

本丸の中とはいえ、いつ何時結界が破られ時間遡行軍が襲撃してくるとも限らない

審神者の身を案じた刀剣たち誰か1人が交代で常に側にいるのだが、流石に脇差以上が寝室に入る訳にもいかない

そこで、見た目も幼く元々の《短刀》の用途として寝室での警護を任されていたのだ




/ 59ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp