第2章 護り刀の役割
乱「とりあえずあるじさんは着替えて朝ごはんね。厚はこっち」
厚「ちょ!待て待て!これは大将「いいから!言い訳はいち兄の前でしてくれる?」
言い訳をしようとする厚の首根っこを掴むと、乱は顔に似合わない馬鹿力で厚を引きずって行ってしまった
審神者『??』
1人残された審神者はその後ろ姿を見送りながら、不思議そうに頭をこてんっと傾けるのだった
五虎退「み、乱兄さん、どうしたんですか?」
部屋を出ると厚を引きずる乱に遭遇した
乱「ちょっとね〜五虎退、いち兄に話があるからみんなと先にご飯に行って。あと、あるじさんのこともよろしく」
五虎退「わ、わかりました」
有無を言わさないとびきりの笑顔
逆らってはいけない笑顔に自然と身体は一歩下がった
厚「五虎退!薬研と後藤・信濃にいち兄の部屋に来るように言ってくれ!」
乱に引きずられながら厚は叫んだ
五虎退「は、はい!」
必死な厚に、五虎退は食堂へと急いだ