第5章 隠された想い
審神者「なんか最近みんなが変なのよね〜過保護っていうか・・・なにかと世話焼いてくるし、構ってくるし。ねぇ、みっちゃん。私ってそんなに頼りない?そんなに危なっかしい?こんな頼りない審神者、ダメよね』
予想外の悩みに唖然としてしまう
燭台切(あ、そこはスルーしちゃうんだ。流石に眼中に無い感酷くて落ち込んじゃうな。けど、ボクたちが邪魔してるの、気付いてない?意外と鈍感なんだ)
少し気のある素ぶりをしたのに完全に無視されて、少しばかりショックを受けてしまう
燭台切「そんなことはないよ。キミはしっかりしてるし、立派に審神者の仕事をこなしているよ。ただみんなはキミのことが大好きだから、世話を焼きたいし構いたいだけなんだよ。好きなだけ甘えたらいいと思うよ?もちろんボクにもね」
審神者『ん〜でもそんなに甘やかされたら何も出来ないダメ審神者になっちゃいそう』
クスクスと笑いながら燭台切と他愛もない話を続ける
審神者(きっとみっちゃんは答えてくれないもん。適当に誤魔化して上手く丸め込まれちゃう。誰に聞けば答えてくれるかな〜)
そして、白羽の矢が立ったのは和泉守兼定だった