第5章 隠された想い
審神者『?・・・///(な、なんで!)』
視線を動かし隣を見た審神者は固まってしまった
触れ合うほど近くにあるのは先日顕現したばかりの三日月の寝顔
事もあろうことか、まだ知り合って間もない三日月の腕の中で眠っていたのだ
審神者(///ま、まって!なんで?なんで?)
完全に動揺している審神者の頭の中は?マークでいっぱい
美しすぎる寝顔に眼を離せないまま、審神者は混乱した頭であれこれ考えた
審神者(///どっかで頭打ったのかな?だから記憶が無い、とか!いやいや、それなら頭が痛いはず。ハッ!まさか、知らず知らずのうちに三日月を誘惑・・・って、それこれありえない!そもそもこんなに綺麗な人が私ごときの貧弱な誘惑に乗るなんて、ないない!)
三日月「百面相とは主も面白いな」
審神者『///み、三日月!お、起きて、たの?』
完全にパニッくってる審神者は三日月が起きたことに気がつかなかった
三日月「ははは、そのように慌てることはないだろう。主は・・・暖かくて柔らかいな・・・夜もあまり眠れておらぬのだろう?もう少し眠っておけ」
ギュッとさらに身体を抱きしめられ密着する