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桜と三日月【刀剣乱舞】

第4章 動き出した刻




審神者『え〜なんでお仕事なの〜今日はお休みって言ったじゃない〜今日は一日短刀ちゃんたちと遊ぼうと思ってたのに〜』

机に突っ伏しブーブーと文句を言う審神者

乱「仕方ないじゃない。政府に提出する書類の期日が間違ってたんだから。燭台切さんがおやつに桜餅作ってくれるって言ってたから頑張って!(あるじさんごめんね。用意が出来るまでこの部屋からは出られないの)」

まだまだ締め切りが先の書類を審神者の机の上に積み上げ乱は小さく謝った

審神者『んー仕方ない!超特急で頑張って終わらせちゃおう!』

ガバッと顔を上げた審神者は超特急で書類を仕上げていくが、《部屋から出すな》と念を押されている乱に次々と仕事を出され、中々審神者部屋から出られないでいた





乱(これ、1ヶ月先まで仕事しなくて良さよう・・・)

渡された書類を黙々とこなす審神者の集中力に脱帽してしまう

お昼時になっても全く無駄話をしない



審神者『・・・ちゃん?・・・乱ちゃん?どうしたの?体調悪い?疲れたのならみっちゃんが作ってくれた桜餅食べながら休んでていいよ?』

考え事をしていた乱の耳に心配そうな審神者の声が聞こえてきた

乱「え?ああ、ごめん。ちょっと考え事してた。大丈夫、あるじさんが頑張ってるのに近似のボクが休んでられないよ。もう少しだから頑張ろう」

笑顔を浮かべると審神者も優しい笑みを返してくれる




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