• テキストサイズ

ビタンズの惨劇

第2章 奉公



湿ったなにかが、私の秘所を上下になでつけた。
例えて言うなら、大きなトカゲみたいなものが、腹を擦り付けてきているみたい。

「ングッ…」

思わず、声が出た。
下腹部に突きつけられる質量。
容赦なく侵攻してこようとする欲棒。
ミチミチと、私を拡げながらねじ込まれる。

ああ、無理。そんなに、入らない。壊れちゃう。まだ、まだ来るの?ああ、ああ。

私は思わずギュッと目をつぶった。
領主様のものは、私には重たすぎる。

時間をかけて挿入した後、領主様はいったん動きを止め、息をついた。
ようやく全部入ったみたい。
どうかしばらく動かないで。と思ったけれど、叶うはずがない。領主様はすぐにゆるゆると腰を動かし始めた。

あう。あうあう。

内壁が、領主様の動きに合わせてひきつる。そのまま持っていかれそう。
領主様は徐々に動きを速く大きくしていった。

う。ふう。んぐ。うっ。うぅ。

突きつけはだんだんと荒さを増し、領主様は背を丸めて私の肩を握りしめた。

いた。いたい。んん。あう。うう。んっんっん。

もうそろそろほんとうになにもかんがえられない…


私はうつろに目を開いたまま、体を硬直させ、ビクンビクンと震えた。

/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp