第2章 奉公
領主様は、どこからか取り出した小瓶の口を開けた。
花のような香りがする。
トロリとした蜜みたいな内容物を、私の秘所に垂らした。
領主様の指が私の肉ヒダをかき分け、くりっと固いところを撫で付ける。
ゾクリとした感覚が背筋を駆け抜けた。
なるべく何も考えないように、なるべく動かないように、人形になろう。
領主様はクルクルとそこをさすり続けた。蜜のせいで滑りがいい。
やがて、領主様の指の動きに呼応するように、私の門戸がヒクヒクと収縮しはじめた。
頭がボウっとしてきた。息を抑えたいけれど、ふーっふーっと漏れ出てしまう。
私の様子に気づいたのか、領主様は中指を1本、私の入り口に押し当てた。
まだそこはピタリと閉じて、侵入を阻もうとしている。
けれど領主様は、かき分けるように指を動かした。
ウッ…入って、きた。
地面を掘り進めるみたいに、領主様の指が私の中を進んでくる。
やだ、知らない。私何も知らない。何も考えない。
領主様はぐぷぐぷと指を動かしながら、空いた手で外側の弱い所を撫で続けた。
自分では気づかないうちに、私は脚をピンと伸ばしていた。そうしなければ耐えられなかったんだと思う。
ぬるりと、指を抜かれた。
異物感がなくなって少し呼吸が落ち着く。
と、その間に脚をグイと広げられた。
彼の方をチラと見て、息を飲んだ。
領主様は今まさに下半身をくつろげ、大きな凶器を取り出したところだ。
ちょっと、待って。
そんなに大きいもの?え?ムリ。ムリムリ。
その凶悪なモノを何度かしごいて硬くさせた後、領主様は私の両脚の間に腰を割り入れた。
考えない…何も考えない。何も考えない。何もウッ