第7章 路地裏イチャイチャ in 佐助
今度は、晴美がワナワナする番だった。
「ひ...秀吉、さん...」
「んっ?」
「~~っ、変態っ!!」
晴美が秀吉を突き飛ばしてあっという間に広間を出ていく。訳が分からない武将たちはポカンとしたままだ。
「それ、下着ですから!女性用のフンドシっ!変態っ!」
それだけ言うと、晴美を追って佐助も広間を飛び出した。
氷より冷たい空気が流れる広間。
変態と言われ茫然自失になった秀吉は、何もなかったかのように頭のパンツを取り去り、散らばった晴美の荷物を片付け始めた。
「......南無」