• テキストサイズ

シュガーポット、時々レモン

第1章 路地裏イチャイチャ in ヴラッド・ガーファンクル



トンがヴラッドを見上げる。
とても優しく微笑んで、紅く揺れる瞳がある。

ヴラッドを信じて鎖を手放すと、あっという間に抱き抱えられて、戦線を離脱した。


「ルーク...!」

「おぅっ!」


ガチャッ、ダダダダダダダダッ


ルークがアンブラから飛び退くと、間髪いれずにトウリュウが銃をぶっ放す。流れ弾が壁にめり込んで、土煙が上がる。


ダダダダダダダダッ...ガチャッ


全弾を撃ち終えて、土煙が引くのを待つと、もうそこには何もいなかった。


「はぁ。終わったな」

「はい」

「さー、帰るか。ん?あれ?ヴラッドとお嬢ちゃんは?」
/ 65ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp