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【NARUTO】他。短編集

第11章 銀さん(銀魂)


定食屋の女は、不機嫌な俺をみて、うーん、と頭を傾げる。

「坂田さん、前に言ってたじゃないですか。一夜限りで良いからあと腐れ無いエロい女とやりたいって。夢が叶ったんだから、もう良いじゃ無いですか」

確かに言った。あらゆる場所で公言していた。素人に手を出して、結婚だ、責任取れだとか言われたくねーから、さっぱりとした、都合の良い女と関係を持ちたいと断言していた。

「いやでも、言ったけどよ。何か寂しいっつーか、もっと会話したり、甘い事したかったんだよ。もっとイチャイチャしたかったし、人肌が恋しいつーか、そばにいたかったんだよ。なんなら、アイツが望むなら責任取って、一緒に住んでも構わねーって感じてんだ」

おかしい。俺の頭どうにかしちまったんじゃねーのか?大丈夫か?

結婚だ、責任だ、そういうのが一番嫌で、一夜限りを望んでいたのは俺だ。

今、真逆の言葉を並べているのは一体全体どういう事だ?わけが分からねー。

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