第7章 サンジ君(DNH企画)
「花奏ちゃん……声が甘いな。了解。もっと啼いてくれよ、もっと熱い声が聞きてェ」
サンジ君はまだズボンを履いたまま、私はショーツを付けたまま、ブラは肩に力なく引っかかったまま。
息荒く見つめれば、にやりと口端を上げて、金属のベルトを外し、ジッパーを下げ、下着を下ろしゴムをつけた。
私だけ、まだ下着をつけたまま。
サンジ君の興奮を示したまま、ショーツの隙間から割れ目を引き裂くように、じわじわと挿れられていく。
我慢出来ずに甘い濡れた声が響き渡る。サンジ君の顔は、全然余裕がなくて、律動を繰り返していた。
「サンジ君……もう、ダメ、また…イッちゃう…ゃぁっ」
「…花奏ちゃん……たまらねェなその顔。もっと見てェ」
そう言って情欲に濡れながら呟き抱かれ続けた。
汗と雨で濡れた顔……だけど、顔が真っ赤……
「サンジ君、エッチ…な顔」
「仕方ねェだろ?んな姿見たら隠せねェって……」
卑猥な音と、私の息荒い声と、サンジ君の野性的な声が、部屋の中でいつまでも響いていた。
何回も繰り続ける交わりの中で、
ずっと私の指を絡めて手を握ってくれていた。
私が抱きしめてして?って言えば、目を柔らかく笑って抱きしめてくれた。
何度も何度も、キスをして。って言えば、喜んでしてくれた。
終わった後もずっと抱きしめてくれて、甘い甘いとろけるキスをいっぱい私にしてくれた。
「サンジ君……好き……」
濡れる瞳で口にすれば、サンジ君が柔らかく微笑えむ。
「花奏ちゃん、もっと聞きてェよ……今の顔が一番最高だぜ?…」
とろけ落ちそうな甘い声でサンジ君は
耳元で囁いた。