第6章 我愛羅さま
腰を少し持ち上げられ、子宮の最奥を押し上げるように突かれ、海老反りのように身体が反応する。快感が最高潮に達し、思わず目を閉じてしまう。
「花奏、オレを見ろ。目を逸らすな。繋がっている事を目に焼き付けろ。オレとやっている事をわかって感じろ」
抱き抱えられながら言われる。密着して頭を抱えられ、もっと奥へ押される。
「は……はい、で、でも…」
「見ないなら、もっと激しくする。壊れて明日、仕事が出来ないようになるが、いいのか?」
「……!が、我愛羅さま…」
「良い子だ。そのまま目を逸らすな」
躍動する交わりの中、ひたすら、目を背ける事を許されなかった私。
ずっと我愛羅さまを見ながら
夜な夜な絶頂を繰り続ける。
その夜、
我愛羅さまは、何度も何度も、私の中で
果てる姿を、目に焼き付けさせた。