• テキストサイズ

【NARUTO】他。短編集

第5章 シカマル 少甘



試験が終わり、待つ事2週間。

イルカ先生が声を出す。

「今回の試験、相当難題が出ると噂されてたんだが、まさかこのクラスからワンツーフィニッシュが出ると思わなかったなー。よし、早速名前を呼ぶからなー」

「花奏が第2位だ」

教室内に、どよめきが走る。








「そして、シカマル!第1位だ」


えーーーーーーー!と叫び声が合唱のように教室中に響き出す。


サクラとサスケじゃねーのかよ、嘘だろー、シカマルとか大穴だってばよー、と。また各々文句は言いたい放題だな。

「うっせーな。オレはやりゃ出来る男だぜ。つーーか、ただ書くのがめんどくせーだけだ」


ぴしゃりと言い放てば、みんなこっちを向いて、目が点になっている。

あ、何かめんどくせー雰囲気だな。

ちらりと目を花奏に向ければ、こちらをじぃっと見ていた。

「…………後で付き合え」

手で口もとを隠して静かに言えば、肩を揺らすぐらい反応する花奏。


「…………え、あ、う、うん……」


慌てふためく花奏。

必死に笑うのを堪えていた。



/ 209ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp