第24章 サンジ君(DNH企画)7章の続き
「先にイッちゃったな、花奏ちゃん、次はオレも感じてくれねーか?」
「う……ん」
立っていられない。浴室の壁にもたれかかった。
息が荒い。呼吸を整えていた。
「入れるぜ?足、ひらいてくれ」
サンジ君の興奮した自身が、ゆっくりと、ヒクヒクと痙攣した割れ目のなかへ、ねじ込んだ。
「ぁあ! すご…い、熱いね、なか」
サンジ君のモノが硬く熱く伝わる。脈打つのも感じるのだ。温かい息が近くで感じた。欲情に濡れた瞳が細くなる。
「うねってんな、なか。スゲェ……」
ゴムをつけている。サンジ君の準備万端な姿に、つい乱れた笑みで見つめた。
「サンジ君…気持ち、いい?」
「ああ、たまんねーよ。動いていいかい?」
「うん、……キスして」
口をひらいて熱い舌を絡めた。揺すりながら、ピストン運動の振動に喘ぎ声が振られて。
とろけそうな快感に溺れていた。白濁な液が恥部から、流れて浴室の床におちていく。
振られながら、肌と肌が当たる音がひびく。高波がくる。たちまち、頭が真っ白に変わっていくのだ。
「ひっ……や、イキそう……!」
「オレもイキそーだぜ、今日の花奏ちゃんのなか、凄いな」と言ってから、続けた。
「あとでベッドでも、やろうぜ」
サンジ君の甘くて低い声の合図と、ほぼ同じだった。とろけるような深い快感の波が押し寄せる。
甲高い声に合わせて
頭のなかで強く弾けたのは。