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【NARUTO】他。短編集

第24章 サンジ君(DNH企画)7章の続き


「花奏ちゃん、綺麗だぜ」

浴室で熱いシャワーを浴びながら
キスを重ねた。


息が上がる。サンジ君がわたしの胸を触りながら、背中に手を回す。わたしも、背中に手をふれた。



「なぁ、今日はここでしねーか?」

サンジ君の濡れた瞳が狐目に変わる。口角をあげたまま、「さわるな」と囁いて。

わたしの頬がたちまち赤くなっだけれども、小さく頷いた。


サンジ君の指先は
いつも爪が綺麗に整っている。

料理人ならば当たり前らしい。長くて綺麗な指先が秘部に優しく触れていく。

「っ…!ん」

「もう、濡れてるじゃねーか」

くちゅ。果実を潰したみたいな
音が浴室に響く。

サンジ君の長い指が、膣のなかへ入り込んで、始めはゆっくりで動いていたけれど、段々早く動いた。

「ん!」

奥にぐにゅん。と音がなる。深く挿入されて、思わず高い音が漏れた。

「あ、あぁ」


卑猥で濡れた音が、こだまする。温かいシャワーの湯音と重なっても聞こえる。

「エロい声が聞けて嬉しぃぜ、オレは」

とろけた低い声が耳元でささやく。


自分の身体がビクッと反応して、
小刻みに揺れた。喘ぎ声があふれても我慢しなかった。


「ぁぁ、サンジ君…気持ち…ぃ」

とても開放的だった。


船上では、満足に交わりもできない。我慢しなきゃいけない方が多い。


今日はちがう。

今日だけはちがう。


隣の部屋に漏れないように
声を小さくしなくていい。

交わりをしたくても「腹減ったー」と中断しない。

敵襲もない。

なにも我慢しなくていい。
なんにも。


そう思えば、大胆になった。


いつも恥ずかしがって。

イクのを隠すのに。


「もっと、して」

わたしは素直に
ねだった。



「どうした、花奏ちゃん、今日は大胆じゃねーか」とサンジ君。



「うん、今日は……いっぱいしたいの」

「じゃ、一回イクか」


途端だ。膣のなかに入った指のスピードが速くなる。合図のように強い波が押し寄せた。



「あ、…ャ…!!サンジ君…!!」



ゆっくり情事ができることが、なによりも嬉しくて。

たまらなく気持ちよくて。

甲高い声を上げながら
簡単に、達していた。



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