第1章 雄英高校入学試験
個性で作りあげた大量の水を、落ちてきている瓦礫にぶち当てる
それにより瓦礫は方向を変え巨大ロボのほうへ飛んでいった
…よかった、間に合った。
『大丈夫ですか?』
個性の反動で辛い体を動かし、駆け寄って怪我をしていないか確認する。
顔色はあまり良くないが怪我はなさそうだ
【ッタイムアーーーップ】
プレゼントマイクの声が響き渡り、実技試験が終了した。
怪我の治療でリカバリーガールが各試験場を回るためその場で待機が言い渡された。
「ありがとな、助けてくれて。」
ふと前を向くと、瓦礫から助けた子がこちらを向いていた。
『ううん。怪我が無いようでよかったよ。』
「…顔、傷ついちまったな」
そう言われ自分の頬を触れるとピリッとした痛みと共に血が出ていることに気付いた。
窓ガラスで切ったのだろうか。そんな大きな傷ではなく、ほんとにただの切り傷だ。
それでも申し訳なさそうな顔をしている彼に安心してもらえるようにニコリと微笑んだ
『ただのかすり傷だよ、心配してくれてありがとね』
「でも、女の顔に傷はまずいだろ。」
なおも申し訳なさそうな彼にどうしたものかと少し考える
『そうだ、じゃあ名前おしえて。傷のお詫びにさ、友達になってよ。』