第2章 個性把握テスト
握力では水圧を利用し、立ち幅跳びでは50メートル走のときと同じ要領でそれなりの記録をだした。
そして第四種目の反復横跳び
『えと…なんでショウカ。』
「この種目オイラが一番だったら今日の下着のいr「あ、すまない。」」
よだれを垂れ流しながらしゃべりかけてきた朝のブドウ男子が飛んでいく。
……なるほどやっぱり彼には気を付けたほうがいいかもしれない。
「大丈夫か?」
声に振り向くと背の高い男の子がいた。
もしかしなくとも…助けてくけた?
『ありがとう。大丈夫だよ。えっとたしか…』
「障子だ。障子目蔵。よろしくな」
『白水零です。よろしくね。障子君ってパワー系なの?握力すごかった!』
「パワー系という訳ではないが確かに有利ではあるな。」
障子君は口元を隠しているため表情はあまり分からないけど、誠実という言葉がよく似合うような人だ。
「白水はなんだか綺麗だな」
心の声が聞こえていたのではと疑うほどのタイミングで障子君は突然そう言った。
「容姿もだが、心が本当に綺麗なんだな。話していると自分の心が浄化されるようだ。」