第7章 真実
綱手様は、頭を抱えながら病室から出ていった。
次に入ってきたのはいのだった。
「マリあんた平気なの?」
「うん。心配させちゃったね。」
「もぉーホントよ!」
いのが、あっと気づいた顔した。
「あんたさ、どんなことがあってもその簪は、持っているよね。」
あぁ木の葉を裏切ったとしても簪だけは着けて行ってしまったのか。
「赤い菊の花言葉って何があるの?」
花屋の娘のいのは、少し考えて、
「確かあなたを愛していますとか、愛情かな?でも菊は、高貴とか高潔を意味するわね。」
たぶんシカマルだから後者だろうね。だって下忍になるときにもらったんだし。でも前者だったら・・・
嬉しいよ。
「へぇー。シカマルだし後者だろうなぁ。」
「フフっ案外前者かもよ〜」
まさか〜とか言って2人で恋バナに突入。でも女の子の恋バナってすんごい長いからそのまま夕方になってしまった。