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シカマル と めんどくせぇ恋

第8章 失いたくないもの


シカマルを殺せるのだろうか?自分で出した言葉なのに何故かハッキリしない。でも、できる限りもううしない。
脳裏に浮かぶのは3人の死に様。
仲間は里は、守り抜く。たとえ死んでも。里が平和を永久に手に入れること。それが私の今の夢だ。そして忍のいない世界を必ず子孫となる者たちが手に入れる。
遠い未来かもしれないが、見てみたいと思うのは我儘だ。そのためには、暁は必ず潰してみせる!
里の脅威を無くすのが忍として前線に立つ者の目的だ。私は負けない。
そのためには、かつての仲間であっても―――
きっとサスケはサクラが好きだった。いのから聞いた、中忍試験のときの怒り様。サクラを砂の我愛羅から守れなかった時の、悔しがっていた。とシカマルから聞いていた。だからシカマルは、サクラならうちはサスケを説得出来ると思っていたらしい。それが出来ない時点で、サクラは、任務に支障きたす。だから連れて行けなかった。
残酷だな。もしあの任務にサクラを連れて行っていたら……
サクラは死んでいただろうな。ナルトとサスケの手によって。そしたらサスケはこの里に居ただろうか。いや救いようのない化け物になるな。
平穏な日々を手に入れるには簡単じゃない。忍びにとってそれは夢の中でしかない。
その夢がいつか実現するために私は今日も明日も忍びでいる。
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