第5章 思惑
─火影塔─【火影室】
「綱手様失礼します!」
綱手様は、一瞬驚いた顔するが直ぐに険しくなる。
「何だシカマル。今こっちは・・・」
「マリからの手紙です」
「何っ!」
綱手様は、直ぐに、手紙を読む。
『五代目火影 綱手様
先程のご無礼は、失礼しました。
私の叔父奥田健二が里抜けをした事をこれを読んでいる頃に気づいたことでしょう。私の叔父は、私と同様鬼変化を習得しております。つまり、他のどの忍も対当が出来ないのです。叔父の遺体は、忍ザルの黒猿(コクエン)によって届けます。
私は、戦いが終わったら里の裏切り者として自害します。また私の任務金は、あまり手をつがすに貯めてあります。里の資金としてお使い下さい。
今までありがとうございました。御免なさい。
奥田マリ』