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シカマル と めんどくせぇ恋

第4章 シカマルの作戦


マリside
─二時間前─
「単刀直入に言うお前は、無茶し過ぎだ!」
と綱手様の怒鳴り声が病室に響く。
「すみませんでした。」
反省の意を込めて言う。
まぁ我ながらに無理し過ぎたかな?でもまぁあの状態変化には、入んなかったし・・・
「お前は、命を捨ててまで仲間を守りたいのか?」
綱手様が私に問いてくる。
「どうなんですかね、自分でもよくわからないです
多分、あの時守りきれなかった仲間達への自分なりの謝罪なのか、それとももう誰も失いたくないと思う気持ちなのか?」
でも確かに言えんのは、仲間いなくなった時の喪失感は、もう味わいたくないと思う。
「忍びに死は付き物です。頭ではわかっています。でも心は、わかってくれないらしいです。」
「そうか・・・とにかく今は、休め」
「はい…」
「それからお前が新しい手に入れた奥田一族の力は・・・」
「リスクが大き過ぎるとおっしゃりたいのでしょうが、私は本来一族の長になる者でした。これくらいのリスクは、なんてことないですよ。」
「違う、どの感情を捨てたんだと聞いてんだ。」
「えっ?」
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