第2章 アカデミー時代の...
今日は、下忍の説明会の前日でシカマルと会う日!しかも二人っきりで!
待ち合わせ場所にシカマルは、もう居た。私は、5分前に着くようにしたから、とても嬉しい。
「シカマル今日は、早いんだね」
「まぁな」
私が笑うとシカマルも笑ってくれる。この一時でさえ幸せに感じた。
私達は、いつもの所に行った。
「あの、マリこれ·····」
シカマルの手には、小さい赤い菊をモチーフにした簪があった。
「お前にやるよ」
「え、私に?」
涙が溢れてきた。どうしよう止められない。嬉しい。
好きな人にプレゼントされるってこんなにたまらなく嬉しいことなんだ。